腱鞘炎の原因は“手”だけじゃない?

こんにちは!

「手を使いすぎて腱鞘炎になった…」
確かに腱鞘炎は、手や指を酷使する人に多い症状です。

でも、実は“手そのもの”だけが原因とは限らないことをご存知でしょうか?

手首や指に負担が集中する本当の理由が“体全体のバランスの乱れ”にあるケースも珍しくありません。

今回は、「腱鞘炎=手だけの問題」について解説させていただきます。

手に痛みが出るのは「結果」でしかない

腱鞘炎は、手首や指の使いすぎによって腱と腱鞘(けんしょう)が擦れて炎症を起こす状態ですが、その炎症が起きる背景には「使い方のクセ」や「姿勢の崩れ」が深く関係しています。

  • 肩の可動域が狭く、腕全体が動かしにくいため、手先だけで作業している

  • 猫背で首が前に出ているため、腕から指にかけて常に緊張している

  • 腰の歪みで体の重心がズレ、片方の腕ばかりを使っている

このように、体の他の部位の問題が、結果的に「手」へ過剰な負担をかけているのです。

腱鞘炎を引き起こす「上半身のゆがみ」とは?

整体の視点から見ると、腱鞘炎の背景には次のような全身の歪みやバランスの乱れがあります。

① 肩甲骨の可動制限

肩甲骨の動きが悪いと、腕を動かすたびに無意識に前腕や手首だけで頑張る動作が増え、腱鞘炎のリスクが高まります。

② 首・肩の筋緊張

特にデスクワークの方は、巻き肩・ストレートネックになりやすく、首から腕への神経伝達や血流が滞りやすくなります。
これが回復力の低下につながり、慢性化しやすくなります。

③ 体幹のアンバランス

骨盤が歪んでいたり、体の左右どちらかに重心が偏っていると、片腕ばかりを使う習慣が生まれ、同じ部分にだけ負担が蓄積されます。

整体的アプローチで「手」以外を整える重要性

整体では、痛みが出ている部分だけを触るのではなく、全身のバランスを整えることを重視します。

 具体的な施術例

  • 骨盤・背骨の調整 → 姿勢の改善

  • 肩甲骨の可動域改善 → 腕の動きがスムーズに

  • 首〜腕にかけての筋肉の緊張緩和 → 神経伝達・血流の改善

  • 手の使い方のアドバイス → 再発防止

結果として、手首の炎症が早く引くのはもちろん、再発しにくい体づくりにつながります。

「手ばかり使ってるな」と感じたら早めの対処を

腱鞘炎は、放っておくと慢性化して長引きやすい症状です。
「少し痛いけど我慢できるから大丈夫」と無理を続けていると、最終的には物が持てない・ペンが握れないといった日常生活にも支障をきたすことがあります。

早めに体のバランスを整えることで、痛みの根本的な原因にアプローチでき、回復スピードも早まります。

まとめ

手の痛みは「全身からのサイン」です。
腱鞘炎に悩んでいる方は、手だけではなく肩や首、そして全身のバランスを見直すことが根本改善の近道になります。

当院でも、痛みのある場所だけでなく、体全体の状態をチェックしながら施術を行っています。
「長引く腱鞘炎に困っている」「何度も再発してしまう」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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