肩関節炎(五十肩・四十肩)と姿勢

こんにちは!

肩関節炎(五十肩・四十肩)は肩の関節に炎症が生じる状態で、痛みや可動域の制限が生じます。

このような症状を引き起こす原因として、姿勢の不良が大きな要因になることはご存じでしょうか?

猫背や巻き肩は肩関節に過度な負担をかけ、炎症を悪化させることがあるのです。

今回は、肩関節炎と姿勢の関係について解説させていただきます。

肩関節炎と姿勢の悪化の関係

肩関節は、非常に動きが多い関節です。そのため、肩関節にかかる負担は、日常的な姿勢や動作によって大きく影響を受けます。

1. 猫背

猫背とは、背中が丸くなり、肩が前に出て、胸が縮む姿勢です。

猫背になると、肩甲骨が前に引っ張られ、肩関節の可動域が制限されることがあります。デスクワークやスマホの使用が多い方は、このような姿勢をとっていることが多いです。

猫背が肩関節に与える影響

  • 肩甲骨が前に出ることで、肩関節に不自然な圧力がかかり、炎症を引き起こしやすくなります。
  • 胸部が縮むことで、肩の筋肉(特に肩甲挙筋や三角筋)が硬直し、血流が悪化し、痛みが増すことがあります。
  • 肩の位置が前に出るため、肩関節に過度のストレスがかかり、肩関節炎を悪化させる可能性が高まります。

 

2. 巻き肩

巻き肩は、肩が前に出て、肩甲骨が外側に回転してしまう状態です。

巻き肩になると、肩周りの筋肉が不均衡になり、肩関節に不自然な力がかかります。パソコン作業や長時間の運転などでよく見られます。

巻き肩が肩関節に与える影響

  • 肩甲骨が外側に回転することで、肩関節が不安定になり、動きが制限されます。これにより、肩に無理な力がかかり、炎症が悪化します。
  • 肩周りの筋肉(肩甲挙筋や僧帽筋)が不均衡になり、筋肉の柔軟性が低下するため、肩の可動域が狭くなります。
  • 長時間の巻き肩によって、肩の靭帯や腱が引き伸ばされ、関節が過度に動かされることで、関節炎が進行するリスクが高まります。

 

肩関節炎を予防するための姿勢改善法

肩関節炎を予防し、症状を軽減するためには、正しい姿勢を意識することが非常に重要です。

1. 姿勢を意識する

まず、普段の姿勢を見直しましょう。座っている時や立っている時に、背中をまっすぐに保ち、肩を後ろに引くことを意識します。デスクワークや長時間の座り仕事の際は、定期的に立ち上がって肩を動かすことが大切です。

2. 肩甲骨のストレッチ

肩甲骨周りの筋肉をストレッチすることも効果的です。肩甲骨を引き寄せる動きや、肩を回す動きで肩の可動域を広げ、肩関節にかかる負担を軽減させましょう。

おすすめの肩甲骨ストレッチ

  • 肩甲骨を寄せるストレッチ:両腕を肩の高さで前に伸ばし、肘を曲げて肩甲骨を引き寄せる。数秒間その位置で保持し、ゆっくり戻します。
  • 肩の回旋ストレッチ:肩を前後に大きく回すことで、肩周りの筋肉をリラックスさせます。

3. 姿勢改善の整体

整体は、肩関節炎の予防に効果的です。

定期的に整体を受けることで、姿勢を改善し、肩関節の負担を減らすことができます。

まとめ

肩関節炎を予防するためには、日常生活の中で正しい姿勢を意識することが重要です。

猫背や巻き肩が肩関節に与える負担は大きいです。まずは、姿勢を意識的に改善していくことが、肩関節炎の予防や症状の軽減に繋がります。

また、整体などの専門的なケアを定期的に受けることも改善には有効です。

肩関節炎に悩んでいる方は、ぜひ自分の姿勢を見直し、少しずつ改善に取り組んでみてください。健康な肩を維持するための第一歩です!

 

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