疲れを取るために寝たのに、起きたら首が痛い!
朝、首の痛みで目が覚める
など、悩んでいる人はいませんか?
もしかしたら、今使っている枕・寝姿勢が合ってないのかもしれません。
今回は、枕と寝姿勢について解説させていただきます。
枕の役割
枕の役割は、首とマットレスにできる隙間を埋める事です。
その為、寝姿勢によって枕の使い方は変わります。ですが、どの寝姿勢に共通するのは、首をしっかと枕に乗せる事です。
枕が低い場合、枕と首に隙間ができます。逆に、枕が高い場合は首と枕に負担がなさ過ぎて、首肩の筋肉に負担がかかります。
寝姿勢別のポイント
仰向け
壁に背中をつけて自然に立つような姿勢で、横になるのが理想!
□肩口から頭が10~15度・顔は5度の傾きになるように枕を使いましょう。
□背中の隙間を埋める
隙間ができるという事は、浮いている部分に負荷がかかっている状態。骨や筋肉が負荷で強張ってしまう。
※反り腰の人は、腰のカーブをきつくしてしまい悪化する可能性があります。
□腰の沈みすぎ
体が沈みすぎると隙間はなくなりますが、寝返りしにくくなり腰痛を引き起こしたりします。
他の寝姿勢より安定するため背骨などが歪みにくいです。またベッドとの密着が高いため体圧が分散されるため、リラックスしやすいです。
横向き
体勢が床と平行になるのが理想です。妊婦さんにおススメの寝姿勢です。
□頸椎・背骨が真っすぐ平行になるように枕のすそを肩口にくっつけて寝ましょう。そうすると首などの負担が減ります。
□右向き
心臓は体のやや左側に位置しています。その為、左向きで寝ると心臓の圧迫が強くなるという説があります。なので右向きで寝始める事をお勧めします。
ですが、左向きで寝るとリンパ液の流れがよくなり体の老廃物の排出を促す効果と逆流性食道炎の防止効果があります。
バランスよく寝れるようにしましょう。
横向きで寝るといびきがかきにくくなります。仰向けより舌根が下がりにくく、気道がふさがりず息がしやすいからです。
いびきをかきやすい人や無呼吸症候群の人にはおススメです。
うつ伏せ
うつ伏せ寝はあまりおススメできない寝姿勢です。
うつ伏せ寝は、胸が圧迫されることにより、横隔膜が下がり腹式呼吸がしやすくなります。
腹式呼吸は、普段行っている胸式呼吸より多くの空気を吸うことができます。副交感神経を優位にして自律神経を整える効果があります。
しかし、就寝前の運動やスマホを使用しと交感神経が優位になります。その状態で腹式呼吸に上手く切り替えできないと、胸が圧迫されて呼吸がしづらく睡眠の質をされることにつながります。
また、顔が押し付けるような姿勢になるため、顔の輪郭などの歪みや首肩の凝り・寝違えを引き起こします。
睡眠の質を高めて、回復力をよくする事、首肩・腰などに負担をかけないように気を付けましょう。
寝姿勢には、言い部分や悪い部分もあります。枕や寝姿勢を気にしながら、ぐっすり寝れて朝起きた時に気持ちよく目覚めれることが大切です。
根本的に体の歪みが気になる人は、整体などに通ってみてはいかがでしょうか?
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